光学用CFRPブレッドボード加工事例

活用事例をご紹介しております。導入検討の材料としてお役立てください。

アルミ製ブレッドボードに比べ、幅広い波長領域で低反射率を維持！

光学系実験用のブレッドボードや精密機器用のベースプレート、その他組立などにも応用できます。

このようなお悩みはありませんか？

省スペースで実験ユニットを構成できるアルミ製ブレッドボードを使用しているが、軽合金でも重いんだよなぁ…

軽合金でも重い・・・と感じる方へ、

フェルカーボ製ブレッドボードをご紹介いたします。

▲ フェルカーボ製ブレッドボード

光学系実験用のブレッドボードや精密機器用のベースプレート、定盤やその他組立などにも応用できます。

アイデア次第で様々な用途に！是非ご活用ください。

　1. アルミ製よりも熱膨張が小さく、寸法安定性があります。

フェルカーボ製：5.7×10-6/℃、アルミ製：23.8×10-6/℃　使用環境の温度変化による影響を受けにくい素材です。

　2. アルミ製の半分の重さで軽量。

フェルカーボ製：1.3、アルミ製(A5052)：2.68　　同じサイズなら重量が約半分のため、持ち運びが楽々。

　3. 赤外光の反射率がアルミ黒アルマイトよりも低い。

アルミ黒アルマイト製品に比べ、幅広い波長領域で低反射率を維持できます。（下記図参照）

　4. 樹脂なのに、タップ穴強度が高い。

締め付けトルクは「1.8Ｔ系列」まで対応可能です。例えばＭ６ネジの場合、最大「9.2N・m」となります。

一般的な樹脂は「1～3N・m」ですので、しっかり保持したい場合は高トルクでの締め付けが可能です。

　5. 樹脂製品なのに、耐薬品性にも優れている。

塩水や切削油、潤滑油、アルコールなどにも強く耐薬品性にも優れています。

樹脂製品なので錆の発生もありません。

図　波長の違いによる反射率の変化

図　波長の違いによる反射率の変化（拡大）

▲ フェルカーボ製ブレッドボード拡大

作業場から持ち出す時に感じていた負担が減った！

軽量化だけでなく強度も上がり、一石二鳥！

※ 外径寸法・ネジ径の位置・大きさの変更についてもご相談を承ります。

　オプションにてヘリサート挿入も可能です。詳しくはお問い合わせください。