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​搬送装置ガイドレール付随部品軽量化

重量の大きいガイドレール付随部品を
​7kg近く軽量化することで、搬送スピードUP・生産能力UPを実現しました。

​概要

  業界

​半導体・電子部品業界

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  用途・効果

​搬送装置のガイドレール付随部品

ガイドレール部品_拡大.jpg

アルミ部品で製作していたガイドレール付随部品を、設計変更せず、

そのままフェルカーボで置換することで、劇的に軽量化することに成功しました。

  導入背景

​解決すべき問題

​ ガイドレール付随部品が重く、生産効率を上げるために搬送スピードを上げるとモーターが脱調してしまう。

​ 経緯

​ 生産効率を上げるために、搬送装置のスピードを上げたい。

​ 重量のあるガイドレール付随部品が動作性を低下させる原因となっていた。

​ ガイドレール部品が重く、加速するとモーターが脱調してしまう。

​ ガイドレール部品が重いため、加速するとモーターが脱調してしまうので、ゆっくり稼働させていた。

​フェルカーボで解決!

 搬送装置のガイドレール付随部品をフェルカーボで作ることによって、重量を半分にすることに成功!搬送スピードが2倍にUP。

概要

​導入メリット

  導入効果

フェルカーボを使い、​ガイドレールの重量を半分にすることにより、搬送スピードを2倍にしました。

ガイドレール付随部品の軽量化

​搬送スピードが2倍にUP

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​ガイドレール付随部品

材質:A5052

​重量:13.50kg

13.50kg  → 6.95kg まで軽量化

重量が半分になったことによって、​搬送スピードが

750mm/sec → 1,500mm/sec にUP

ガイドレール部品_CFRP.jpg

​ガイドレール付随部品

材質:フェルカーボ

​重量:6.95kg

導入メリット
技術士によるコメント

​技術士によるコメント

 既存の装置のタクトを向上しスループットを高めた事例です。装置の金属部品をフェルカーボ製の部品に置き換えて軽量化することで動作を高速化しました。このような場合、既存の金属部品の設計をそのまま流用し、材料のみアルミや鉄からフェルカーボ置き換えることができる点が有効です。改善のために当該部分の機構を見直して再設計する場合に比べ、設計、検討、試験にかかる工数、リードタイムが大幅に少なくすみ、コスト面でも部材の材料費や加工費にこうした作業のコストを加えて評価すると、フェルカーボは極めて手軽なソリューションとなるでしょう。

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日本技術士会 技術士

永野技術士事務所代表

​永野 眞

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